神輿


 祭典2日間にわたり町内を練り歩く神輿。貴船神社の神輿は、27日の「発輿式」の後、神社境内の急な階段を降りることから巡幸がはじまります。神社周辺を練り歩くと、宮ノ前岸壁から神輿船に乗せられ、東西櫂伝馬、東西小早船、東西囃子船とともに華麗な「海上渡御」の神事を行ないます。

 お仮殿前岸壁に着くと、すぐに西の浜、次いで東の浜に於いて、神輿を屋根まで海に入れる「みそぎ」と呼ばれる神事が行なわれます。

 町内を巡幸する際は、町の人々から水をかけられずぶ濡れになるなど、その勇壮な姿が印象的です。水を含んだ神輿は重さ1トンになるともいわれ、担ぎ手の力の見せどころとなります。 

 2日間にわたり町内を巡幸してきた「本神輿」は28日夜に、27日と逆コースの「海上渡御」を経て、神社へ還御しますが、108段ある神社階段を駆け上がる姿は力強さが感じられる一方、漆黒の闇の中、灯りに照らされる神輿が、神社に吸い込まれるように階段を上るその幻想的な光景には、多くの人々が魅せられ、まつりのみどころの一つとなっています。

最終更新日:2017年8月21日