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 海上渡御にあたり、神輿船・小早船2隻・囃子船2隻の計5隻の船団を曳航する2隻の手漕ぎの大型伝馬船が「櫂伝馬」です。
 曳航には相当の力を要し、古くは、石舟・機械船の船主・船頭などの長老から「花漕ぎ・花山車衆」として選ばれた、それらに携わる屈強な若者たちがこれにあたりました。
 この櫂伝馬は、船の左右に7人ずつ櫂を握り、艫に進行方向を司る大櫂を配し、15人で漕ぎます。海上渡御に於いては、5隻の船を曳航するので、大変な体力・筋力が必要となります。
 曳航の途中からは競漕も行われ、過去にはこの競漕で村落の東西を二分し激しく競い合った歴史があり、それぞれの船の漕ぎ手には多大な期待がかけられていました。
 櫂伝馬の操作こそ海に生きる人々の必須の技術であり、その昔は、海難事故の際には神社の倉庫から小早船や櫂伝馬を出して救助活動に生かされたこともしばしばありました。
・動画−7月27日「櫂伝馬」(WMV1.18MB/41秒)
※動画ファイルは音声付きですので、再生の前に周囲の環境にご配慮ください。なお、一部のパソコンでは再生できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
 
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